風の影響を受けない炭火

風の影響を受けない炭火

風の影響を受けない炭火 バーベキューをするときには炭を使用します。
どうしてバーベキューの時はいつも、炭を利用するのでしょうか。
たまにガスコンロを使用している人も見かけますが、風が吹くとガスコンロの場合はうまく焼くことができません。
それは炭火とガスコンロでは空気の流れ方がまったく違うものになっているからです。
ガスコンロの場合は、空気を仲立ちにしてお肉を加熱しています。
このような加熱の仕方を対流伝熱と呼んでいますが炭の場合は火をおこした時に、赤外線という目には見えない熱が出ています。
この赤外線が直接肉にあたって、熱に代わって肉が焼けることになります。
ガスコンロの場合は熱い空気を押しやってしまうため肉はうまく焼けません。
炭火だと空気を仲立ちにしていませんので、風が吹いても何ら関係がなくむらなくきれいに肉を焼くことができます。
このような加熱の仕方を、放射伝熱と呼んでいます。
バーベキューを行うときは、空気の影響を受けない炭火で行いましょう。

バーベキューは注意をしないと危ないことも

バーベキューは注意をしないと危ないことも 自然に囲まれて行うバーベキューは楽しく美味しいものですが、安全に気を配らなければ危ないこともありますから十分に注意をしましょう。
コンロで火をおこして食材を焼くだけに、ちょっとした不注意から大きな事故になってしまうこともあるので、火のそばでは細心の注意を払う必要があります。
屋外で行うだけに足元が不安定なケースがありますから、できるだけ足元がしっかりした場所にコンロを設置して、周囲を歩くときにも引っかかって転んでしまったりしないように気をつけることが大切です。
地面が芝生であれば段差に引っかかったり、木の根っこがあってそれに躓いてしまうこともあるだけに火のそばを歩く時には油断しないようにしましょう。
服装も安全にバーベキューを行うことができる格好を選ぶことが重要となり、動きやすい服を選ぶことがポイントです。
また、できるだけ肌の露出が少ないもののほうが火の粉から身を守ることができるので、暑さ対策との兼ね合いを考えながら丁度いいものを選ぶと安全性が高まります。